和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月05日(日)

花いっぱい大会のロゴデザイン決定 田辺市

285点の応募から選ばれた「全日本花いっぱい田辺大会」のロゴ。和歌山県田辺市の花、梅をモチーフにデザインしている
285点の応募から選ばれた「全日本花いっぱい田辺大会」のロゴ。和歌山県田辺市の花、梅をモチーフにデザインしている
 2023年3月に和歌山県田辺市で開催する園芸イベント「全日本花いっぱい田辺大会」(実行委員会主催)のロゴデザインが決まった。市の花「梅」をモチーフに、花が一面に広がる美しさをカラフルに表現するとともに、メジロを加えて田辺らしさを出している。

 ロゴデザインは今年3月12日~5月13日に全国公募。285点の応募があった。事前審査で20点に絞り、本審査で34人の委員が投票して採用の1点を決めた。

 提案者の東京都在住のデザイナー、浅澤祐里さんは「採用は大変うれしい。花を通じて心を豊かにし、心に美しい大輪の花を咲かせるという運動創始者の小松一三夢さんの思いを込めた。市民の皆さまと未来の子どもたちへ思いが届くことを願っている」とコメントしている。

 ロゴは大会記念ポロシャツや軍手などのデザインに活用する予定。

■花火、クマノザクラ植樹

 大会は23年3月25、26日に開催する。25日はハナヨアリーナで前夜祭があり、歓迎の花火約500発を打ち上げる。26日は午前中に紀南文化会館で記念式典を開き、午後から新庄総合公園でクマノザクラを記念に植樹する。

 大会中、新庄総合公園では物産市や花植え体験会など関連イベントを開催する。市内の中学生が作製したマップを使った園内ツアーを企画するほか、チェーンソーによる彫刻実演やよさこい踊りなどのステージイベントもある。