和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月19日(水)

オリジナル作品で最優秀 県高校総文で串本古座演劇部

串本古座高校の文化祭で上演した時の「桜の花の咲くころに」の一場面(和歌山県串本町串本で)=串本古座高校提供
串本古座高校の文化祭で上演した時の「桜の花の咲くころに」の一場面(和歌山県串本町串本で)=串本古座高校提供
最優秀賞を受賞した串本古座高校演劇部のメンバー(和歌山県串本町串本で)
最優秀賞を受賞した串本古座高校演劇部のメンバー(和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町串本の串本古座高校演劇部(青木心優嘉部長、9人)が、10月下旬に和歌山市であった県高校総合文化祭演劇部門(県高校演劇祭)で最優秀賞を受賞し、19日から大津市で始まる近畿高校総合文化祭演劇部門(近畿高校演劇研究大会)に県代表として出場する。全国大会へとつながる近畿大会に出場するのは5年ぶりといい、部員たちは「全国に行けるよう頑張りたい」と、自分たちで創り上げたオリジナル作品に磨きをかけている。

 県民文化会館であった県高校演劇祭には8校が出場。串本古座高は「桜の花の咲くころに」というオリジナル作品を、声のみでの出演1人を含め5人で演じた。

 東京近郊の学生マンションを舞台に、芸人やアニメの声優、美術家などさまざまな夢を抱いて上京した少女たちの1年間を描いた作品で、劇中には、芸人を目指す2人が実際に漫才を披露するシーンも盛り込んだ。

 青木部長(2年)が考えた原作を基に全部員で約1カ月半かけてミーティングを重ね、本番4日前に完成させた力作。審査員からは「せりふがしっかりしゃべれていたし、舞台装置も良くできていた」「年頃の女の子たちの1年間がよく表現できていた」といった評価を受けたという。

 青木部長は「めちゃ緊張したけど、練習してきた中で一番良い出来だった。ちょっとずつ改善して近畿大会に臨み、全国に行けるよう頑張りたい」。顧問の谷口克朗教諭(62)は「台本作りから本番まで全員が協力し、それぞれ力を出し合いながら、とても良い芝居作りができた。近畿大会では緊張すると思うが、伸び伸びとやってほしい」と話している。

 演劇部ではこの作品について、12月に町内で一般向けに公演することも計画しているという。

 演劇部のメンバーは次の皆さん。

 青木心優嘉(2年、演者・演出)、森風香(2年、演者)、廣瀬みりか(1年、演者)、田中歩実(1年、演者)、海野藍(1年、演者・舞台監督・舞台美術)、久保文乃(2年、演出・舞台監督・照明)、浦木利菜(1年、舞台監督・舞台美術)、船井早来(2年、舞台美術・音響)、坂井美優(1年、舞台美術・照明)