２６日に京都市で開かれる全国高校駅伝競走大会に出場する田辺工業高校陸上競技部の生徒９人と杢健寛監督が１４日、田辺市新屋敷町の市役所を訪れ、真砂充敏市長に大会に向けた決意を述べた。

　市長室では、杢監督が１１月にあった県大会で優勝し、３年ぶり２回目の全国大会出場を決めたことを真砂市長に報告。県大会で健闘した部員一人一人を紹介した。

　塩路悠耀主将（３年）は「全国では先輩たちの２７位という順位を切り、２５位以内を目指して頑張ります」とあいさつ。他の部員も「チームに貢献し、県代表の走りをしたい」「応援してくださった皆さんに感謝の気持ちを持って走りたい」などと決意を述べた。

　真砂市長は「『誰かのため』や感謝の気持ちがあれば、より頑張れる。日々の練習の成果が発揮できるよう応援しています」と、エールを送った。