和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年07月01日(金)

初詣客が回復基調 紀南の神社仏閣、本宮大社は20万人

多くの参拝者が見られた熊野本宮大社(1日、和歌山県田辺市本宮町で)
多くの参拝者が見られた熊野本宮大社(1日、和歌山県田辺市本宮町で)
 正月三が日、和歌山県紀南地方の神社仏閣の初詣客数は、田辺市本宮町の熊野本宮大社で計約20万人(昨年比約2・5倍)になるなど、各所とも新型コロナウイルスの発生前と比べると少ないが、昨年よりはかなり回復し、にぎやかさが戻った。


 熊野本宮大社は元日約8万人、2日と3日はそれぞれ約6万人で計約20万人。計約8万人だった昨年に比べると大幅に回復した。ただ、2020年が約47万3千人で、コロナ前は毎年のように40万人を超えており、それに比べると少ない。

 大社によると「参拝客が混み合わず、スムーズに流れるように動線をつくり、縁起物や授与品のテントを設けるなどして密を避けるようにするなどの対策をした。コロナ前よりは少ないが、かなり回復し、にぎやかな感じがした」という。

 同市東陽の闘雞神社は元日約3万人、2日約1万3千人、3日約7千人で計約5万人。昨年の計2万人と比べ2・5倍に増えた。人が1カ所に集中しないようにしたり、人が触れる所を抗菌施工したりするなどの対策をした。

 長澤好晃宮司は「昨年はコロナの感染拡大で自粛ムードが非常に強く、不安から分散の傾向もあったが、今年は一人一人のコロナへの感染予防や意識が広まっている面もあるためか、人が戻ってきた。しかし、コロナ前まで回復したという感じではない」と話した。

 那智勝浦町の熊野那智大社は元日約3万1千人、2日約2万4千人、3日約1万6千人の計約7万1千人。昨年の計約4万8千人を上回った。

 新宮市の熊野速玉大社は三が日の合計が約19万人で、昨年の約10万8千人より多かった。

 上富田町の救馬渓観音の参拝者は元日約2万6千人、2日約2万人、3日約1万4千人で計約6万人。昨年は計約2万6千人だった。