和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月02日(木)

決意新た、道着姿で7キロ走る 少林寺拳法田辺西道院

「わっしょい」と声を合わせて走る拳士たち(9日、和歌山県田辺市秋津町で)
「わっしょい」と声を合わせて走る拳士たち(9日、和歌山県田辺市秋津町で)
 和歌山県田辺市の少林寺拳法田辺西道院(市川昌弘代表)は9日、同市中万呂の万呂コミュニティセンターで「鏡開き式」を開いた。式典後、園児から70代までの約70人は、道着を着て会津川周辺の約7キロを走り、今年の努力を誓った。

 それぞれの目標に向かう決意を新たにし、足腰を鍛えようという新春恒例の企画。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止したため、開催は2年ぶりだった。

 東陽中学校3年の奥平春妃さん(14)は「マスクを着けて走るのはちょっとしんどかった。今年は高校生になる年。中学生として残る時間を大切にして頑張りたい」と話し、上芳養中1年の峯玉星那さん(12)は「昨年の反省を踏まえて、もっと技を上手に見せられるよう練習から集中したい」と決意を語った。