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2019年11月13日(水)

村上君が香川大会優勝に貢献 四国高校野球、「南部リトルシニア」出身

尽誠学園の14年ぶりの秋季四国地区高校野球香川大会優勝に貢献した村上侑希斗君(香川県で)
尽誠学園の14年ぶりの秋季四国地区高校野球香川大会優勝に貢献した村上侑希斗君(香川県で)
 みなべ町の中学生硬式野球チーム「南部リトルシニア」出身で、香川県の尽誠学園2年の村上侑希斗君(17)が投手として、秋季四国地区高校野球香川大会で同校の14年ぶりの優勝に貢献した。同校は26日からの四国大会に出場する。リトルシニア関係者も喜び、さらなる活躍を期待している。

 香川大会は36チームがトーナメントで争い、13日にあった決勝で尽誠学園は大手前高松を5―3で破った。村上君はシードで2回戦から出場した尽誠学園のエースとして、決勝まで全5試合に登板。35回を投げて被安打30、奪三振26、四球8、自責点8、防御率2・05。準決勝、決勝は完投した。打撃も決勝では先制の犠飛を打つなど13打数5安打の活躍だった。

 印南町印南出身。左投げ、左打ち。小学生時代は少年野球チームの印南黒潮、中学生時代は南部リトルシニアに所属。中学2年の時には、関西連盟秋季大会で準優勝し、ベストナイン賞にも選ばれたことがあった。父親でリトルシニア事務局長の貞男さん(39)によると、中学生時代は、みなべ町の球場での練習後は毎回、印南町の切目で車を降りて、自宅までランニングしたという。

 貞男さんは、香川大会も夫婦で毎試合応援に行ったといい「四国大会への出場を決めた時はうれしかった。本人は『甲子園に絶対に行く。香川大会は通過点』と言っている。高校では寮生活をしているし、たくましく成長しているのを感じる」と喜ぶ。リトルシニアの池田尚仁会長(65)も「決勝を見たが、よく投げたと思う。後半の回の方が球速があった。力を持っているので期待している」と話す。