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2024年04月29日(月)

南部龍神が初戦突破 高校野球、県和歌山に3-1

南部龍神―県和歌山 1回に2点本塁打を放つ上村凌賀主将(13日、和歌山市の紀三井寺球場で)
南部龍神―県和歌山 1回に2点本塁打を放つ上村凌賀主将(13日、和歌山市の紀三井寺球場で)
龍神vs県和歌山
龍神vs県和歌山
 第105回全国高校野球選手権記念和歌山大会は13日、2回戦があり、第2試合で南部龍神が県和歌山に3―1で勝った。南部龍神が夏の和歌山大会で勝利したのは3年ぶり。

【13日】

●第2試合(2回戦)

南部龍神
200 000 010-3
000 010 000-1
県和歌山

 〔南〕山本―駒宮〔県〕吉原、木野、吉原―松田(本)上村(南)(二)西川、山本、増田(南)、吉原(県)

 南部龍神は1回、1死一塁で上村が2点本塁打を放ち先制。8回には満塁の好機に末吉が押し出し四球を選んでリードを広げた。

 先発投手の山本は、力のある内角への速球やスライダーで安定した投球を見せ「守備にも助けられてテンポ良く、楽しく投げられた」と振り返った。

■勝利を呼ぶ1発 南部龍神の上村主将

 南部龍神の上村凌賀主将(3年)が、高校通算26本目の本塁打を放った。

 身長177センチ、体重110キロのスラッガー。リラックスして打席に入り、初球を右翼スタンドへ運んだ。「高めのストレートだったと思う。一球で仕留められたのは大きかった」。紀三井寺球場での本塁打は初めてという。

 過去2年間、夏は初戦で敗退していた。3年ぶりの勝利に「勝ってみんなで校歌を歌いたいという気持ちで練習してきた。いつも応援してくださっている龍神村の皆さんの声を球場で聞くことができて、気持ちが楽になった」と感謝した。

●第3試合(2回戦)

和歌山南陵13―1笠田
(7回コールド)

●15日の試合
▽2回戦

午前9時
 紀北農芸―日高
午前11時半
 高野山―智弁和歌山
午後2時
 熊野―桐蔭