和歌山県の田辺工業高校陸上競技部出身で、田辺市の陸上クラブ「ＴＳＰ」に所属する都築勇貴さん（２３）が、兵庫県加古川市でこのほど開かれた第９１回近畿陸上競技選手権大会（近畿陸上競技協会主催）の男子５０００メートルで１４分２９秒５９を記録して３位に入賞した。男子１５００メートルでは３分５１秒５２を記録し、６位に入った。

　都築さんは高校時代にインターハイや全国高校駅伝に出場するなど活躍し、山梨学院大学で競技を続けた。大学卒業後はタナベスポーツプラザ（田辺市宝来町）が運営するＴＳＰの所属選手として練習に励んでいる。２２～２４日に岐阜市である全日本実業団対抗陸上競技選手権大会には男子１５００メートルで出場する。

　近畿選手権で、紀南関係ではこのほか、男子５０００メートルで熊野高校３年の濵路悠真君が６位、男子１１０メートルハードルで熊野高２年の鈴木伯都君が８位に入賞した。