和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月30日(火)

「里海」を地域全体で考えよう

 人と自然が共生する「里海」を考えるシンポジウムが12日午後2時~4時半、和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーである。里海づくりに取り組む新庄漁協が、新庄の海にどんな生物がいて、どんな体験ができるのかなど調査結果を紹介する。

 里海を構成する藻場や干潟は、生き物の産卵や成育場所、水質の浄化、二酸化炭素の吸収、漁場、レクリエーションの場など、多面的な機能がある。シンポジウムは、里海をいかに保全、再生、創出するかを地域全体で考えるきっかけにしてもらおうと企画した。

 参加は無料。問い合わせは事務局のヒロメラボ(info@hirome-lab.com)へ。