和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月12日(土)

まるでモネの絵 田辺市街地に朝霧広がる、和歌山

霧に包まれた左会津川の付近(20日午前7時過ぎ、和歌山県田辺市上万呂で)
霧に包まれた左会津川の付近(20日午前7時過ぎ、和歌山県田辺市上万呂で)
 20日朝、和歌山県田辺市の市街地が霧に覆われた。

 和歌山地方気象台は、19日夜から20日明け方にかけて寒冷前線が通過し、その後、南の海上から暖かく湿った空気が流れ込み、風が弱かった影響で霧が発生したとみている。

■各地で20度超え

 アメダス観測点のデータによると、20日正午現在、紀南の各地で最高気温が20度を超えた。紀南では西川(古座川町)が21・2度で最も高く、新宮(新宮市)21度、南紀白浜(白浜町)20・4度、栗栖川(田辺市)20・1度、潮岬(串本町)18・3度、龍神(田辺市)18・2度―と続いた。栗栖川と潮岬を除いて今季最高を記録した。