和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年01月29日(水)

駅前通りは1日1217人 田辺中心市街地の人通り増加

景観整備工事が進む駅前通り。アーケードは小型屋根に作り替えられ、今後は電柱もなくなる。角地(写真左)には市街地活性化施設を建設している=和歌山県田辺市湊で
景観整備工事が進む駅前通り。アーケードは小型屋根に作り替えられ、今後は電柱もなくなる。角地(写真左)には市街地活性化施設を建設している=和歌山県田辺市湊で
 和歌山県田辺市などが昨年11月に調査した中心市街地5カ所の1日の歩行者・自転車の通行量は、計4191人だった。調査時期が異なるため単純比較はできないが、前年より1510人増加した。国の「景観まちづくり刷新支援事業」による外観整備が進む駅前通りの通行量は、前年より307人多い1217人だった。

 調査は市と田辺商工会議所が、銀座通り、海蔵寺通り、湊本通り、駅前通り、東本町通りの5カ所で毎年実施。例年は7月下旬か8月上旬の日曜に1日間(午前9時~午後5時)調べていたが、昨年は猛暑を考慮して11月30日(土曜)に日程をずらした。

 駅前通り以外の地点別の通行量は、銀座通り1108人、海蔵寺通り695人、湊本通り445人、東本町通り726人。いずれも前年を上回った。10年前の2009年調査(8月実施)と比べても、5カ所で1487人増えている。

 増加の理由について、市商工振興課によると、調査時期が違うため分析は難しいが、駅前商店街では10年に27・4%だった空き店舗率が18年に11・5%となるなど、注目度が高まっているという。

 同課は「ハードの整備は進んだので、あとはソフト面。夏にオープンする市街地活性化施設を拠点として、中心市街地を盛り上げていければ」と話している。