和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月20日(日)

熊野高サポーターズリーダー部が優秀賞 ぼうさい甲子園

ぼうさい甲子園で優秀賞を受賞した熊野高校サポーターズリーダー部の田中きらさん(左)と中田紗奈さん
ぼうさい甲子園で優秀賞を受賞した熊野高校サポーターズリーダー部の田中きらさん(左)と中田紗奈さん
 防災教育や防災活動に取り組む児童生徒や学生を顕彰する「1・17防災未来賞『ぼうさい甲子園』」で、和歌山県上富田町の熊野高校Kumanoサポーターズリーダー部が優秀賞を受賞した。4年連続の入賞で、前年度は奨励賞だった。

 兵庫県などの主催で、阪神大震災の経験と教訓を未来に向けて継承していくための事業。本年度は小学生、中学生、高校生、大学生、特別支援学校・団体の計5部門に全国から118校・団体の応募があった。グランプリや「ぼうさい大賞」、優秀賞、奨励賞、特別賞に計39校が選ばれた。

 熊野高校サポーターズリーダー部は高齢者宅の安否確認などのボランティア活動を続けているほか、本年度は公衆の面前で自動体外式除細動器(AED)を使う際に、患者の姿が周囲に見えないようにする「AEDハートフルシート」の開発に挑戦している。

 12日に神戸市で表彰式があり、優秀賞までの10校が活動を発表した。同部からは中田紗奈主将(17)と田中きら副主将(17)が出場した。

 中田主将は「昨年度より一つ上の賞を受賞し、うれしい。シートの完成を目指して皆で頑張っていきたい」、田中副主将は「シートを作る時にアドバイスをもらった消防署や業者の人から完成を期待されているのがうれしい」と話している。

 紀南からは、印南中学校(印南町)の要援護者の避難生活での課題への取り組みが奨励賞を受賞。放課後子ども教室「上富田ふれあいルーム」(上富田町)は季節の行事に防災を取り入れた内容が認められ、特別賞の「継続こそ力賞」に選ばれた。