和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年04月08日(水)

参加者の走りに笑顔 原口選手(阪神)主催の慈善ラン

スタートの号砲とともに走りだす参加者に手を振る原口文仁選手(18日、和歌山県すさみ町周参見で)
スタートの号砲とともに走りだす参加者に手を振る原口文仁選手(18日、和歌山県すさみ町周参見で)
 プロ野球・阪神タイガースの原口文仁選手(27)が大会実行委員長を務める慈善イベント「チャリティーランフェスティバル」が18日、和歌山県すさみ町周参見の町総合運動公園であった。参加者は1周約1キロの周回コースを走り、心地よい汗を流した。


 原口選手の背番号に合わせて「94」のゼッケンを付けてスタート位置についた参加者を前に、原口選手は「楽しく走りましょう」とあいさつ。スタートの号砲を鳴らして参加者が走りだすと、笑顔で手を振って応じた。

 原口選手のユニホームを着て参加した和歌山市藤戸台小6年の山本倖太郎君(11)は「この日のために練習してきた。一生懸命走りたい」と話し、友人らと参加した田辺市江川、主婦大西祥子さん(29)は「タイムは気にせず、楽しく走りたい」と話した。

 会場には飲食物を販売する区画ができたほか、男性グループ「ET―KING」によるライブもあった。元阪神の狩野恵輔さん、田辺市出身の浜中治さんも来場して盛り上げた。

 このイベントは、大腸がん手術を経験した原口選手が、療養中の昨年3月に町を訪れたことがきっかけになり、企画した。参加費の一部を、がん患者支援団体に寄付する。全国から913人(168チーム)が参加した。

 岩田勉町長は「原口選手の熱い思いがこの大会を生みだしてくれた。立派な大会ができることを本当にうれしく思う」と話した。