和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月22日(火)

和歌山県高校総体が中止 インターハイ中止受け

 和歌山県高校体育連盟は4月30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5、6月に予定していた県高校総合体育大会を中止すると発表した。ただし、県内の緊急事態宣言が解除されて部活動ができるようになれば、感染予防策を徹底した上で3年生が参加できる各種大会を開催できるとしている。

 全国高校総体(インターハイ)の中止が決まったことを受けて、16日にボクシング競技から予定していた県総体30競技の中止を判断した。10月以降に開催する駅伝とラグビーについては今後検討するという。

 一方で、県立学校の休校が解除されて部活動が適切にできるようになれば、県高体連が策定した方針に基づいて感染拡大防止策を講じた上で各種大会の開催を認めている。

■ 部活の顧問は困惑


 昨年のインターハイに出場した競技の顧問を務める紀南の高校教諭は「生徒のモチベーションが心配」と話す。スポーツを生かして進学などを考えている生徒が多い3年生のクラスを担任しており「結果を出して大学で競技を続けたい生徒もおれば、最後に自分の力を発揮したい生徒もいる。生徒に何て声を掛ければいいか」と困惑している。

 毎年インターハイの出場者を出している別の競技の顧問教諭は、無料通信アプリの「ライン」で生徒に練習メニューを紹介したり、メンタルトレーニングの本を紹介したりしている。「休校が明けたら独自の県大会やまだ中止が発表されていない大会もあるので、次の目標に向けて各自で練習しておくよう伝えたい」と話している。