和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月15日(水)

冬休み始まる 和歌山県内の学校で終業式

連絡簿を受け取る田辺東部小学校の児童(24日、和歌山県田辺市南新万で)
連絡簿を受け取る田辺東部小学校の児童(24日、和歌山県田辺市南新万で)
 和歌山県内の多くの小中学校や高校、特別支援学校で24日、2学期の終業式があり、冬休みが始まった。

 田辺市南新万、田辺東部小学校(332人)の終業式では、新型コロナウイルス感染防止のため、体育館に集まらず、児童たちは教室で宇津満校長(58)のあいさつを校内放送で聞いた。

 宇津校長は、2学期は通常より早い8月24日に始まったが、新しく設置されたエアコンで快適に勉強できたこと、修学旅行の行き先を紀南地方に変更したこと、運動会は偶数と奇数の学年に分かれて開いたことなど「工夫しながらさまざまな行事に取り組むことができた」と振り返った。

 児童をねぎらい「2学期は一生懸命勉強や運動に取り組んでくれたので、1学期の休校の遅れを含めてしなければいけない勉強を終えることができた。コロナに油断せずに年末年始を楽しく過ごしてほしい」と話した。

 児童らはその後、教室などを掃除し、連絡簿を受け取った。

 1年生の澤竹嵩人君(6)は「2学期は勉強を頑張った。冬休みはお父さんとサッカーをするのが楽しみ」と話した。

 3学期の始業式は来年1月8日に開く学校が多い。