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うまいもん甲子園頑張って 地元スーパーが食材提供

食材を提供した「たかす」の鷹巣守社長と、「うまいもん甲子園」を目指す神島高校の生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
食材を提供した「たかす」の鷹巣守社長と、「うまいもん甲子園」を目指す神島高校の生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
 和歌山県田辺市を拠点にスーパーマーケットを展開する「たかす」(本部・田辺市新万)は、高校生の全国料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」出場を目指す神島高校(田辺市文里2丁目)を応援しようと、食材を無償で提供した。

 神島高校はこのコンテストに2014年度から毎年参加しており、16年度には全国優勝した。21年度は敗者復活戦から全国出場を決めた。たかすは、コンテストに協賛しているスーパーの協業組織「CGCグループ」に加盟している。神島高校への食材提供は20年度から続けている。

 たかすの鷹巣守社長が神島高を訪れ、コンテストに参加する山下伊織さん、保富円那さん、岡﨑晴香さん(いずれも3年生)と面会。しょうゆやみりんなどの調味料、キッチン用品などを贈った。

 鷹巣社長は「若いころから料理していれば、大人になっても役立つ。地域の食文化を守るためにも頑張ってほしい。大会では全国出場、優勝を期待している」とエールを送った。

 コンテストには地域特産の梅と白浜町内で養殖されたマダイを使ったファストフード風料理の出品を計画している。山下さんは「ハンバーガーではありきたりなので工夫した。試作の出来はいい。早く食べてもらいたい」と意気込んでいる。

 7月上旬の書類審査を通過すれば、8月にある近畿ブロック大会に出場できる。各ブロックの優勝チームなどが全国大会に進む。

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