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ごみ拾いながら日本一周 リヤカー引き徒歩の男女2人組、和歌山を北上中

リヤカーを引き、ごみを拾いながら日本一周に挑戦している籔根頌己さんと晃子さん(7日、和歌山県白浜町椿で)
リヤカーを引き、ごみを拾いながら日本一周に挑戦している籔根頌己さんと晃子さん(7日、和歌山県白浜町椿で)
 リヤカーを引いてごみを拾いながら徒歩で日本一周に挑戦している男女がいる。兵庫県西脇市から旅を始めて2年近くたち、和歌山県南部から北上中。これまでに拾ったごみの量は約5トン。地域の人との出会いが支えになっているという。

 旅をしているのは、籔根頌己さん(33)とパートナーの晃子さん(35)。2022年2月に西脇市をスタートし、日本海側から北海道を1周して太平洋側を南下し、三重県から和歌山県に入った。

 ごみのない状態で重さ250キロのリヤカーを引くのは頌己さんの役目で、晃子さんはごみ拾いを担う。旅に出る前に2人で決めたことだという。道中はキャンプ場などにテントを張って泊まったり、宿を提供してもらったりしている。旅の様子はインスタグラムなどの交流サイトに投稿し、支持する人が増えている。

 旅を始めてから674日目の7日は、白浜町日置をスタートして同町椿などの沿岸を歩き、空き缶やペットボトルなどのごみを拾った。拾ったごみは各自治体に持参して処分を依頼している。

 頌己さんは「旅先ではいろんな方に良くしてもらっている」と感謝。「自分たちがごみを拾うのは道路の左側だけだが、こんなにもごみが多いのかと思った。自分たちの姿を見てポイ捨てする人が減ってくれたらうれしい」と話している。

 晃子さんは「自分たちが好きで始めたことなのに『感動した』と言ってくれる人もいて、こちらが元気をもらう。旅に出て良かった」と、しみじみ語った。

 今後は四国から九州へ向かい、あと2年以内に踏破する予定だ。

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