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進め!けものみち探検隊 5月6日まで、南紀白浜アドベンチャーワールド

カモシカ、キツネ、タヌキなどの剝製が並ぶ(和歌山県白浜町で)
カモシカ、キツネ、タヌキなどの剝製が並ぶ(和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は、同園エントランスドーム内展示スペースで、特別企画展「進め!けものみち探検隊」を開いている。ニホンカモシカやムササビなどの剝製、ニホンジカの全身骨格標本、カヤネズミの巣など約80点を展示している。5月6日まで。入園料が必要。

 県立自然博物館(海南市船尾)などの協力で開催している。迫力のあるツキノワグマや、キツネ、テン、ノウサギ、ニホンイタチなどの剝製が並ぶほか、ノウサギなどの毛皮を触って学ぶ体験、山の中で過ごす野生動物の映像など、さまざまなコーナーがある。

 県内では陸上で暮らす哺乳類が約50種いるとされているが、見かけることは少ない。しかし、意外に身近な森林、畑などに足跡、ふんなどの痕跡があり、これをたどっていくと動物を見つけることができる。

 企画展では、哺乳類に興味を持ってもらうことを目的に、野生動物を見つけるための道具や服装を紹介したり、ネズミなどの動物のふんや毛玉なども展示している。

 同園は「県には豊かな自然環境と多様な命があることを、この展示を通して実感していただき、身近な命との関わりに目を向ける機会にしてもらうことを願っている」と話している。

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