和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年07月25日(木)

情報モラル、親子で考えよう 田辺市の長野小で教室

田辺青少年センターの職員からネット依存について学ぶ児童(和歌山県田辺市長野で)
田辺青少年センターの職員からネット依存について学ぶ児童(和歌山県田辺市長野で)
 インターネットを正しく安全に使うための情報モラル教室がこのほど、和歌山県田辺市の長野小学校であった。田辺青少年センターの職員が講師を務め「インターネットで出た情報は消せない。発信する前は確認して」と伝えた。

 スマートフォンやオンラインゲームなどネットを介した情報のやりとりが増える中、親子で情報モラルについて考えてもらおうと、学校が企画。全校児童12人と保護者が参加した。

 職員は、オンラインゲームや動画の視聴などに熱中してしまうネット依存が問題になっていると指摘。ゲームを何時間もしていると脳が楽しいと覚えてしまい、勉強や運動が頑張れなくなることを紹介。「1日に1時間だけにするなど家族でルールを決めてほしい」と呼び掛けた。

 また、会員制交流サイト(SNS)のトラブルや危険性についても説明。言葉が相手に間違って伝わってしまうことや、他人が見ることを考え、写真の位置情報や、個人を特定できるような写真は投稿しないよう伝えた。

 最後に「ネットの向こうの人はどんな人か分からない。もし、困っても1人で悩まず家族や先生に相談してほしい」と強調した。

 5年生の牧陽夏子さん(11)は「ネットを使う時は個人情報を載せないように発信する前に確認したい」、6年生の荒堀澪央さん(12)は「普段ネットで動画を見ているけれど、ルールがない。これからは時間を決めたり、親のいる前で利用したりしたい」と話した。