和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年03月04日(木)

観光客が過去最少237万人 昨年の白浜町

海水浴客でにぎわう白良浜(2020年8月10日撮影)
海水浴客でにぎわう白良浜(2020年8月10日撮影)
 和歌山県白浜町は、2020年に白浜温泉か椿温泉を訪れた観光客は約237万2千人だったと発表した。統計を取り始めた1972年以降では最少。新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった。

 前年比では約69%。300万人を下回るのは東日本大震災や紀伊半島大水害があった2011年以来、9年ぶり。

 宿泊が120万9千人(前年比60%)、日帰りは116万3千人(同80%)だった。宿泊客に比べて日帰り客の減少幅が小さかったのは、夏に海水浴場を開設したことが影響したとみている。

 月別でみると、11月の28万8千人が最多で、8月の27万6千人、10月の27万1千人が続いた。11月の宿泊者数は昨年をわずかに上回った。政府の観光支援策「Go To トラベル」などキャンペーンの存在が大きかった。

 外国人客は1万2千人。98%は1~3月に訪れていた。10万4千人で過去最多だった前年から激減した。

 町では「厳しい状況ではあるが、感染状況を見ながら、安心して訪れていただけるよう、官民一体となって誘客に取り組んでいきたい」と話している。