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2024年05月07日(火)

昨年の拾得現金1億2600万円 和歌山県警まとめ

 和歌山県警は、2020年中にあった拾得、遺失物の取り扱い状況をまとめた。拾得件数は13万352件(前年比1万6321件減)。うち現金は約1億2600万円(同約1600万円減)だった。

 県警会計課によると、拾得物で最も多かったのは「衣類・履物類」9412件(同4580件減)。次いで「カード類」5724件(同545件増)、「財布」5613件(同844件減)だった。

 遺失届は1万5779件(同2254件減)あり、うち現金は約1億7千万円(同約1100万円減)だった。物品は「財布」3680件(同684件減)が最多。「携帯電話」2560件(同690件減)、「運転免許証」1270件(同81件増)と続いた。返還された件数は計1万4315件、現金は約8800万円だった。

 保管期間の3カ月以内に落とし主が分からず、所有権を得た拾得者に引き渡された件数は6万2558件(同7901件減)、現金は約2200万円(同約85万円減)だった。

 拾得者が引き取り期間(2カ月)内に来なかったり、所有権を放棄したりして県に所有権が移ったのは5万1328件(同2047件減)、現金は約1500万円(同約200万円減)だった。