和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月20日(火)

大型の台風10号北上 15日午後に紀南最接近

白良浜海水浴場に押し寄せる高波(14日午前9時ごろ、和歌山県白浜町で)
白良浜海水浴場に押し寄せる高波(14日午前9時ごろ、和歌山県白浜町で)
 大型の台風10号は14日午前、鹿児島県種子島の南東の海上にあって、1時間におよそ10キロの速さで北上している。和歌山地方気象台は、和歌山県への最接近を15日午後とみており、風雨、波ともに強まるとして警戒を呼び掛けている。すでに盆行事の延期や海水浴場の遊泳禁止などの影響が出ている。

 14日午前9時現在、中心の気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径240キロは風速25メートル以上の暴風、半径600キロ以内で風速15メートルの強風となっている。県南部では16日ごろまで断続的に雨が降り、特に15日は局地的に猛烈に降ることもある。1時間雨量では、県南部の多い所で15日に80ミリが予想されている。15日正午までに予想される24時間降水量は多い所で500ミリで、積算雨量が千ミリを超える恐れもある。風も次第に強くなり、最大瞬間風速35メートルという非常に強い風が吹く場合もある。

 沿岸ではうねりを伴った9メートルの高波が押し寄せると予想され、特に満潮の時間帯は注意が必要としている。白浜町観光課によると、「メッセージ花火」が14、15の両日中止になったほか、温泉「崎の湯」が臨時休業、白良浜海水浴場も全面遊泳禁止になった。田辺市も扇ケ浜海水浴場を遊泳禁止とした。