和歌山県高校総合体育大会（夏季大会）が始まり、紀南の会場では２６～２９日にサッカーの１、２回戦があった。


　サッカーは男子が合同１チームを含む２８チーム参加。１、２回戦は上富田スポーツセンターと南山スポーツ公園（日高川町）であった。保護者や一般の観戦は可能とし、声を出しての応援を禁止するなど新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼びかけた。

　田辺は２９日、初戦の２回戦で、星林に１―１からのＰＫ戦を５―４で制した。６月３日の３回戦ではシード校の近大新宮と対戦する。

　神島は２８日の１回戦で市和歌山と対戦。攻め込んだが得点に至らず０―０からＰＫ戦となり、８―９で敗れた。

　男子の紀南勢はこの他、田辺工業が２９日、初戦の２回戦で那賀に０―８で敗れた。串本古座・和歌山東は和歌山高専に０―６、新翔は粉河に０―３、新宮は那賀に０―４で敗れた。

　３校が参加した女子は２８日、上富田スポーツセンターであった準決勝で神島が和歌山北に０―５で敗れた。６月４日の決勝は新宮―和歌山北。

　県高校総体は全３１競技あり、各競技は６月４、５日前後が開催のピークとなる。ラグビーは１０～１１月、駅伝は１１月。

　インターハイ（全国高校総体）は７月２３日～８月２３日、四国４県（ヨット競技は和歌山県）で開かれる。総合開会式は７月２８日。