和歌山県みなべ町南部中学校陸上部２年の高田夏帆さんが、１０月２１～２３日に松山市で開かれるＪＯＣジュニアオリンピックカップ第５３回Ｕ１６陸上競技大会（日本陸上競技連盟主催）の女子ジャベリックスローの部に県代表として出場する。高田さんは「自己ベストを出して入賞できるように頑張りたい」と意欲を見せる。

　８月下旬に和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であった県の選考会で、１位となり代表に決まった。記録は３６メートル２２で、２位とは９メートル以上の差を付けた。

　高田さんは小学５年から地元の陸上クラブで投てき種目であるジャベリックボールを始め、中学に入ってからジャベリックスローを始めた。自己ベストは、９月初めにあった日高地方陸上競技協会の記録会での３９メートル５７。Ｕ１６陸上競技大会ではその自己ベストを更新し、入賞（８位以内）できるように頑張りたいという。

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　高田さんは２２日、みなべ町芝の町役場を訪れ、小谷芳正町長と井戸和彦教育長にＵ１６陸上競技大会に出場することを報告し、健闘を誓った。

　小谷町長は「体調に気を付けて頑張ってください」と激励。同席した南部中の﨑山武司校長は「普段の調子を出すことができれば入賞できると思う」と話した。