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2024年04月28日(日)

4年ぶり囲碁将棋大会 紀伊民報主催、121人が熱戦

盤上で熱戦を繰り広げる囲碁将棋大会出場者(26日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で)
盤上で熱戦を繰り広げる囲碁将棋大会出場者(26日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で)
 紀伊民報主催の第26回囲碁将棋大会が26日、紀南文化会館(和歌山県田辺市新屋敷町)であった。4年ぶりの開催で、子どもから大人まで盤をにらみ熱戦を繰り広げた。囲碁A級は那須幹司さん(72)=田辺市上三栖=、将棋A級は楠本一斗さん(19)=和歌山市=が優勝した。

 田辺囲碁クラブと日本将棋連盟紀南支部が協賛。囲碁、将棋とも自己申告による段級位でクラス分けした。121人が出場した。

 囲碁はA級24人、B級17人、C級10人が出場。小学生も大人の部で勝負した。将棋はA級14人、B級23人、C級19人で、子どもの部はA級8人、B級6人が出場した。

 囲碁A級優勝の那須さんは「数年ぶりの優勝。囲碁は高校時代に始めたが、年齢とともに力は衰える。最近はネットで対局し、棋譜をAIに〝添削〟してもらって練習している。これからも腕を磨きたい」と話した。

 将棋では若手が活躍。A級優勝の楠本さんは大学1年生で、中学時代に全国優勝の経験もある。「小学3年生から始め、6年生時にはこの大会でも優勝した。さらにレベルアップしたい」と話した。

 B級では大人に交じって出場した広瀬小3年の上野佑真君(和歌山市)が優勝した。

 その他の各部門1~3位は次の皆さん。

 【囲碁】A級=(2)上森守(白浜町)(3)中嶋陸夫(田辺市城山台)▽B級=(1)赤木秀治(田辺市新万)(2)岡田保穂(同市古尾)(3)中筋昇(同市あけぼの)▽C級=(1)椱木忠晴(白浜町)(2)藤本丈一郎(湯浅小3年)(3)一角美優(田殿小3年)

 【将棋】A級=(2)上久保知之(田辺市たきない町)(3)宇杉秀平(白浜町)▽B級=(2)田中友翔(上富田町)(3)峯孝一(田辺市中芳養)▽C級=(1)増田俊之(田辺市城山台)(2)川村貴晃(紀の川市)(3)比嘉栄太郎(岩出市)▽子どもA=(1)小竹和寿(塩屋小1年)(2)信貴琉生(北日吉台小4年)(3)硲樹希(稲成小4年)▽子どもB=(1)上野航生(さくら幼稚園年長)(2)東誠(吹上小2年)(3)岸田知磨(田中小3年)