和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月20日(日)

月の残業150時間超も 130事業所で労基関係法違反

 和歌山労働局は、2018年度に長時間労働が疑われる事業場に立ち入り調査したところ、130事業場で労働基準関係法違反があり、是正・改善指導をしたと発表した。このうち、4事業場では時間外労働が1カ月150時間を超える労働者がいた。労働局は「今後も積極的に長時間労働防止に取り組んでいく」としている。

 県内の労働基準監督署は、時間外労働が1カ月80時間を超えていると考えられる事業場や、長時間の過重労働による過労死で労災請求された事業場150事業場に対し、立ち入り調査した。結果、8割以上の130事業場で何らかの労働基準関係法違反が認められた。

 違法な時間外労働があったのは73事業場、賃金不払い残業があったのが15事業場、過重労働による健康障害防止措置がされていないのが21事業場あった。

 違法な時間外労働が確認された事業場のうち、1カ月80時間を超える労働者がいたのが44事業場、100時間超が31事業場、150時間超が4事業場あった。

 厚生労働省は毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定め「過重労働解消キャンペーン」を実施する。また、啓発月間を前に、10月27日午前9時~午後5時、全国一斉に通話無料の「過重労働解消相談ダイヤル」(0120・794・713)を設ける。