和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

カワウ、サギが飛来/紀南の河川に群れ/アユ食害警戒

富田川に飛来したカワウの群れとサギ類(上富田町で)
富田川に飛来したカワウの群れとサギ類(上富田町で)
 紀南の河川で落ちアユの季節を迎え、魚食性のカワウやサギ類の飛来が多くなっている。さまざまな魚を食べるがアユも食べるため、各内水面漁協では警戒を強めている。


 上富田町や白浜町の富田川では、100~200羽のカワウの群れが飛来している。1羽の捕食量は1日当たり350~500グラムといわれ、協力して漁をする姿が見られる。アオサギやダイサギなどのサギ類も一緒に移動して魚を捕食している。

 食害対策として富田川漁協では今月下旬、下流域に産卵場を整備して風が吹くと音が鳴る平らなひもを張ったり、かかしを立てたりする。ねぐらを見つけて有害駆除も行う。また、見回りを強化して産卵場所に近づいた群れを追い払うことも考えている。

 一方、日置川漁協では、日置川へのカワウの飛来はまだ少ないがこれから増えてくるとみている。特に水が濁ると多くなる傾向にある。対策としてハンターによる有害駆除を行っており、この方法が最も効果があるという。花火での追い払いもしている。