和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月13日(水)

みかんみたいなパン販売 ローソンと松源、梅ジャムのサンドも

ローソンと松源が共同開発して販売する和歌山県産食材を使ったパン(県庁で)
ローソンと松源が共同開発して販売する和歌山県産食材を使ったパン(県庁で)
 大手コンビニエンスストア「ローソン」と和歌山県内を中心に展開するスーパーマーケット「松源」は、県産のミカンや梅を使ったパン2種類を共同開発し、5日から近畿地方の各店舗で販売を始めた。県の働き掛けで実現した。18日までの2週間限定。

 販売するのは県産ミカンのゼリーを入れ、ミカンの形や色をそっくりに仕上げた「まるでみかんみたいなパン」と県産梅のジャムを入れた「蒸しパンサンド」(いずれも税込127円)。ローソンは近畿約2400店舗で、松源は県内や大阪府、奈良県の計39店舗で販売する。

 ローソンが資本提携のないスーパーマーケットと商品を共同開発して販売するのは初めてではないかという。競合関係にある一方で、地元に密着した店舗との連携による相乗効果が大きいと考えたとしている。

 県庁での記者会見でローソンの中津川哲弘近畿商品部長は「コンビニ、スーパーマーケットの枠を取っ払った新しい取り組みで、和歌山のおいしさを伝えていきたい」。松源の近藤雄資専務は「和歌山の食材を使った商品をしっかりと県内外でPRして販売したい」と話した。県の松浦達也農林水産政策局長は「ミカンと梅は両方とも和歌山県が生産量日本一。『日本一セット』を近畿2府4県の皆さんや、外国人観光客に味わっていただきたい」と呼び掛けた。

 ローソンではこのほか、県産梅を使った「にゅうめん」(税込360円)や湯浅醤油を塗って焼いた「焼おにぎり」(税込120円)も5日から、近畿各店舗で期間限定で販売している。