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2024年05月13日(月)

和歌山県は78万6千円 公務員に冬のボーナス

和歌山県庁(和歌山市)
和歌山県庁(和歌山市)
 和歌山県内の公務員に8日、冬のボーナスが支給された。

 県職員(平均年齢42歳1カ月)は平均78万6296円で、昨年同期より1万1813円増えた。支給割合は平均で0・05カ月分増え、2・2カ月分となった。

 県職員のうち、知事部局(44歳3カ月)は平均で76万1815円、教育関係(42歳)は79万3062円、警察関係(39歳4カ月)は78万6296円。

 特別職は昨年同期より0・025カ月分多い、1・65カ月分を支給。知事は283万3833円、副知事は222万4910円、議長は227万2875円、副議長は193万7925円、議長と副議長を除く議員1人当たり平均は184万2225円。

 支給総額は126億78万6665円。昨年同期比では1億8571万3211円増えた。

 県は、人事委員会勧告などに基づき、0・1カ月分引き上げる条例案を12月議会に提出しており、可決されれば後日、職員や知事、副知事、議員らに差額が支給される。

■田辺市は平均71万円

 田辺市も冬のボーナスを支給した。職員の平均支給額は71万6696円(平均年齢42歳10カ月)で、昨冬より1万1966円増えた。

 特別職は市長215万500円、副市長(2人)178万8825円、教育長161万2875円。議長129万5388円、副議長115万1767円、議員(15人)105万2309円。

 支給総額は6億3714万2897円。

 市も人事院勧告に基づき、市職員と特別職、市議のボーナスを引き上げる条例改正案を12月市議会に提案しており、可決されれば差額が追加で支給される。