和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年06月16日(日)

田辺市で「食」の研修 ASEANの観光関係者

秋津野ガルテンで料理を食べる研修の参加者(和歌山県田辺市上秋津で)
秋津野ガルテンで料理を食べる研修の参加者(和歌山県田辺市上秋津で)
 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の観光行政関係者らが20日、「食」をテーマにした研修で和歌山県田辺市上秋津の「秋津野ガルテン」を訪れ、地元の食材をふんだんに使った料理を食べたり、農業を活用した地域活性化の取り組みについて学んだりした。

 その土地ならではの食文化に触れることを目的とした「ガストロノミーツーリズム」などについて学ぶため、ASEAN加盟国10カ国と日本でつくる国際機関「日本アセアンセンター」(本部・東京)が県の協力で開いた研修。18~22日の日程で、カンボジアやインドネシアなどの行政関係者ら12人が県内各地を視察した。

 秋津野ガルテンを訪れた一行は、施設で提供されているランチバイキングを試食。「五目煮」「ごぼうの甘辛」「おひたし」「おからドーナツ」といった料理に舌鼓を打った。

 続いて、ガルテンを運営する株式会社「秋津野」の玉井常貴会長(75)が講演。「この地域では年間を通してミカンが採れることをうまく活用しビジネスをしている」などと話し、地域活性化の取り組みを紹介した。

 フィリピンから訪れたレネーマリー・レイエスさん(63)は「料理は、たくさん野菜が入っていて内容も豊かでおいしかった。いろんな体験をさせてもらい、とても良かった」と話した。

 田辺市では同市熊野ツーリズムビューローも訪問したほか、湯浅町の醤油造りや那智勝浦町のマグロ市場などを視察した。