和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月15日(水)

『ありがとう、サッカー。』引退試合が支援の輪を広げる。元日本代表・橋本英郎選手が2団体にチャリティ寄附

認定NPO法人日本クリニクラウン協会
橋本英郎選手のチャリティー活動。引退試合で病気と闘うこどもたちにエールを!


当日の試合後の交流の様子
2022シーズンをもって引退した元日本代表選手の橋本英郎氏が主催した引退試合(2023年12月16日に開催)には、病気や障がいを抱えるこどもたちが招待され観戦しました。
橋本選手がアンバサダーをつとめる「認定NPO法人日本クリニクラウン協会」と共同し、「TSURUMIこどもホスピス」に登録している生命を脅かす病気の子どもとその家族を特別にご招待しました。こどもたちは初めて見るスタジアムに大興奮でした。


引退試合応援の様子

こどもたちから橋本選手へのメッセージ

本イベントは、病気のために、スタジアムに来ることが難しいこどもたちにもサッカーの観戦を体験してもらうために企画され、日本クリニクラウン協会の訪問施設でもあるTSURUMIこどもホスピス(公益社団法人 こどものホスピスプロジェクト)に協力を得て、TSURUMIこどもホスピスに登録しているこども(生命を脅かす病気のこども)と家族を招待し、クリニクラウンと一緒に橋本選手を応援しました。

TSURUMIこどもホスピスの子どもたちと家族の受け入れ実績のある株式会社ガンバ大阪に、今回もご協力をいただき、感染対策が必要なお子さんとご家族が安心してスタジアム来やすい動線や、体温調節が難しいこどもたちが安心して観戦ができるラウンジを提供いただき、みんなで一緒にサッカー観戦を体験できました。

スタジアムの大きさを体感したいと試合前にはスタジアムの客席を一周するこどももいて、初めてのスタジアムに大興奮でした。また、試合が始まると大きな声で応援をおくっていました。

保護者からは、
「入院中にこのイベントの話をきき、退院直後だったけど体調を整えて、今日を迎えることができて本当にうれしい。ありがとうございます。」
「子どもも大喜び!そして私も本当に素敵な時間を過ごすことができました。病気になってしまい、なかなか思うようにサッカーが練習できなくなって、どうしたらうまくサッカーができるのだろうと悩む姿をみていたので、今回このような機会をつくってもらえてすごくよかったです。」
こどもたちからは、「サッカーの姿に勇気をもらえました!ありがとう。」というメッセーなどが寄せられました。



子どもたちやきょうだい・家族・ボランティアから橋本選手へのメッセージ
橋本選手からは、今回の引退試合を通じて、認定NPO法人日本クリニクラウン協会と公益社団法人 こどものホスピスプロジェクトに寄付をいただきました。

2024年2月26日には、2団体を訪れ、寄付金贈呈式を行いました。橋本選手は、引退試合当日の子どもたちの様子や団体の活動について熱心に話を聞いてくださり、子どもたちを応援したいという真剣な姿がすごく印象的でした。またこれからも病気や障がいを抱えるこどもたち・きょうだい・家族を応援していきたいと笑顔で伝えてくださりました。

認定NPO法人 日本クリニクラウン協会寄付金贈呈式

公益社団法人 こどものホスピスプロジェクト 寄付金贈呈式
※この招待プロジェクトは橋本英郎選手が企画し、認定NPO法人日本クリニクラウン協会、公益社団法人 こどものホスピスプロジェクト、株式会社ガンバ大阪等をいろいろな方々が協力して実施することができました。本当にありがとうございました。



〇TSURUMIこどもホスピス(公益社団法人 こどものホスピスプロジェクト)
〒538-0035 大阪市鶴見区浜1丁目1-77 TSURUMIこどもホスピス
https://www.childrenshospice.jp/
TSURUMIこどもホスピス(以下、こどもホスピス)は、英国の「ヘレンハウス」の理念に共感した医師や看護師によって、2016年春、大阪・鶴見緑地の一角に誕生しました。今の日本には、生命を脅かす病気の子どもたちに必要な、遊びや学び、憩いの時間を提供できる社会資源・システムが充分ではありません。病気の子どもや家族の苦悩が見えづらく、どうしても社会から孤立してしまいます。私たちは、病気であってもその子らしい成長の機会が得られ、家族が前向きに人生を歩んでいくことができる、そんな社会を、みなさまのご支援とともに実現するべく活動しています。

〇認定NPO法人日本クリニクラウン協会
https://www.cliniclowns.jp/
〒530-0053 大阪府大阪市北区末広町3-11 天しもビル3B
認定NPO法人 日本クリニクラウン協会は、小児病棟へ赤い鼻がトレードマークのクリニクラウン(臨床道化師)を定期的に派遣し、入院中のこどもがこどもらしく過ごせる「こども時間」を届けています。クリニクラウンならではの、遊びやコミュニケーションを通じて、こどもの成長や発達を支えるために2005年から活動しています。
から活動しています。
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