和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

和歌山県文化賞に医薬品開発の酒井さん

 和歌山県は2日、本年度の県文化表彰の受賞者を発表した。文化の向上発展に特に顕著な業績を残した「文化賞」には湯浅町出身で京都府立医科大学創薬センター長の酒井敏行さん(66)=京都市=を選んだ。

 文化賞は1964年度に始まり、56回目。酒井さんが開発に携わった薬剤「トラメチニブ」は悪性黒色腫の患者に高い治療効果があり、80カ国以上で第一選択薬として使用されているという。今年、紫綬褒章を受けた。

 「文化功労賞」には和歌山市出身で神戸女学院大学名誉教授の作曲家石黒晶さん(65)=大阪市=、東京都出身で明治大学名誉教授、国際熊野学会顧問の国文学者林雅彦さん(75)=千葉市=、和歌山市出身の経済学者宮本勝浩さん(75)=大阪府泉南市=、「文化奨励賞」には和歌山市出身で京都造形芸術大学と成安造形大学の非常勤講師の画家小柳裕さん(42)=京都市=を選んだ。

 表彰式は来年1月24日に県庁である。