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2024年05月20日(月)

目黒蓮、7月期フジ“月9”初主演『海のはじまり』 『silent』の制作陣が再び集結【目黒コメント全文】

月9ドラマ『海のはじまり』より(左から)目黒蓮、泉谷星奈(C)フジテレビ
月9ドラマ『海のはじまり』より(左から)目黒蓮、泉谷星奈(C)フジテレビ
 Snow Manの目黒蓮が、7月スタートのフジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(毎週月曜 後9:00)で主演することが8日、発表された。『silent』(フジテレビ系)の脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、プロデュース・村瀬健氏が再び集結し、この夏、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品を届ける。今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描き、目黒は待望の月9初主演となる。

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 目黒が演じるのは主人公となる月岡夏(つきおか・なつ)。大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年が経ち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。

 別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで泉谷星奈が演じる海という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせる。

 同作の大きなテーマとなるのが“親子の愛”。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描く。

 主人公の夏を演じる目黒にとってフジテレビ系ドラマへの出演は『silent』以来、 およそ2年ぶり。9人組グループSnow Manのメンバーとして2020年にデビュー。同年に発表した作品を対象とした『第35回日本ゴールドディスク大賞』では「ベスト5ニュー・アーティスト」をはじめ計7冠を受賞するなど、デビュー時から大きな注目を浴びた。目黒の活躍は音楽活動だけでなく、『教場II』で髪を短く切り、鋭い観察眼を持った生徒役という難しい役どころを演じきったことも話題になった。特に『silent』は、その繊細で丁寧な演技力が話題を呼び、『東京ドラマアウォード2023』で助演男優賞を受賞したほか、『第31回 橋田賞』や2024年の『エランドール賞』で新人賞を獲得するなど、俳優としての評価を高める大きなきっかけとなる作品でもあった。

 今作では再びその『silent』チームとタッグを組むことになった。演出は木曜劇場『silent』で同じ思いを共有し丁寧に作品作りに取り組んだ若手クリエイター・風間太樹氏と今作が生方作品3回連続となる高野舞氏、そして『いちばんすきな花』にて生方作品に初めて触れ、その言葉を見事に映像に落とし込んだジョン・ウンヒ氏の3人が担当することも決定している。

 情報解禁と同時に同作のキービジュアルも公開した。夏と海がのぞかせるそれぞれの表情と、息をのむほどに美しい海岸線。くみ交わされているであろう言葉と2人の間に流れている時間が、日常の1ページのようでもあり、この物語が表現しようとしている尊く特別な瞬間にも見える1枚に仕上がっている。

■目黒蓮コメント

――今作の主演のオファーを受けての印象を

とてもうれしかったです。20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶(かな)うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです。

――今作で月9初出演、初主演となるが月9への印象や、出演にあたっての特別感などは

事務所の先輩方もそうですが、これまでたくさんの役者のみなさんが作り上げてきた月9は、やはり特別なものを感じます。遠い場所から見ていたときはとにかく特別で、ただただすごい場所という見方をしていましたが、いざ自分が出演するとなるとオファーは自分のチャンスではなく、ドラマを作る全てのみなさんの思いや挑みの一部に選ばれたということなので、その思いを正解にしたい気持ちと、とにかく自分らしく、見てくださるみなさんの心を動かせるお芝居を全うしたいという気持ちです。

――台本を読んでの感想や、夏役の印象、演じる上での意気込みを

やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました。脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という1人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来てほしいです。

――視聴者へのメッセージを

自分らしく大切に、作品そしてみなさんの今年の夏の楽しみ、ひとつの思い出になるような世界を作れるように一生懸命取り組みたいと思います。みなさんの心に何かしらの形で残るものにします。たくさんの方に愛される作品になればいいなと思います。僕もこれから楽しみながら撮影に挑みたいと思うのでみなさんも楽しみにお待ちいただけたらと思います。

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提供:oricon news