和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月20日(日)

給与や報酬引き上げへ 町長ら特別職と議員、すさみ町

 和歌山県すさみ町は、町長ら特別職の給与と議員の報酬を引き上げる方針を明らかにした。いまの金額は、いずれも県内21町村の平均より少なく、これに近づけるという。10日に開会する町議会12月定例会に関連議案を提案する。

 町の条例改正案は、60万円の町長は6万円(10%)▽48万5千円の副町長は4万8千円(9・9%)▽45万円の教育長は4万5千円(10%)▽22万円の副議長は8千円(3・6%)▽20万円の議員は9千円(4・5%)―をそれぞれ引き上げる内容。議長の報酬は28万円で据え置く。

 諮問を受けた町の特別職報酬等審議会が8月に出した答申をそのまま反映した。改正案が可決されれば、来年1月分から適用する。

 県内21町村の平均額は昨年4月現在、町長65万7600円▽副町長55万8700円▽教育長50万7100円▽議長28万1千円▽副議長22万9200円▽議員21万700円となっている。

 町によると、給与・報酬の引き上げは特別職が2016年4月以来。議員は1994年4月以来になる。2016年の際には、町は議員報酬も上げようと改正案を提案したが、町議会が賛成少数で否決した経緯がある。

 町は改正案のほか、3527万円を追加する内容の一般会計補正予算案も定例会に提案する。すさみ病院の高台移転に向けた基本設計の費用1400万円や、電柱移転に伴うケーブルテレビのケーブル移設のための費用1千万円、空き家解体の補助金200万円などを盛り込んでいる。