和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月13日(月)

ユズ湯でぽっかぽか 冬至に紀南の温泉浴場

冬至に崎の湯の湯船に浮かべられたユズの実(22日、和歌山県白浜町湯崎で)
冬至に崎の湯の湯船に浮かべられたユズの実(22日、和歌山県白浜町湯崎で)
 冬至の22日、和歌山県紀南地方の温泉浴場や宿泊施設で湯船にユズの実が浮かべられた。寒空の下、入浴客は香りを楽しみながら温まり、気持ちよさそうにしていた。

 白浜町湯崎にある町営の露天風呂「崎の湯」では、約200個のユズが数回に分けて入れられた。万葉の時代からある野趣あふれる磯の露天風呂で、雄大な海の眺めや潮の香り、波の音にユズの香りが加わった。

 この日の日中の最高気温は10度で、昼前から小雨が降る寒空。大阪市から友人4人で訪れた会社員の男性(34)は「崎の湯は初めて。海が眺められ雰囲気がいい。ユズの香りもして気持ちよかった」と喜んだ。

 町営の温泉浴場では「牟婁の湯」と「白良湯」でもユズ湯のサービスがあった。

 冬至は一年で最も日照時間が短く、この日にユズを浮かべて入浴すると体が温まり、風邪を防ぐといわれている。