和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年02月24日(月)

「和歌山で新型肺炎」とデマ テレビの誤報、お詫びも

 中国・武漢市で発生し、国内でも感染者が増えている「新型コロナウイルス」について、和歌山市や白浜町でも患者が出ているとのデマ情報が流れているとして、県は3日午前「現時点で県内では患者は出ていない。分かれば早急に発表するので、デマは信じないでほしい」としている。

 県職員が1月31日、和歌山市内のホテルで患者が発生したという情報が「ツイッター」で拡散しているのを発見。ほかにも白浜町のホテルで発生したという情報も得たが、県はいずれもデマと判断した。

 テレビでも2月1日夜、県内で発生したという誤った情報が流され、県職員が対応に追われた。仁坂吉伸知事は3日の記者会見で「職員が大騒ぎになって、ほとんど徹夜状態になり、大変な目に遭わされた。とんでもないことだ、と抗議した」と話した。番組はその後、ホームページに「お詫(わ)び」を掲載し、訂正している。

 県健康推進課の相談窓口には、1月31日から2月3日午前までで約20件の相談があり、中には「県内で発生したとの情報があるが事実か」といった問い合わせもあったという。

 県によると1月31日以降、武漢に関係する人と接触があるなど、疑わしい県内の2人を検査したが、いずれも陰性だったという。