和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年04月11日(日)

これがロケットの軌跡 サーチライトで見え方確認

ロケットが飛ぶ軌道をイメージして上空へサーチライトを照射した(和歌山県串本町樫野から撮影)
ロケットが飛ぶ軌道をイメージして上空へサーチライトを照射した(和歌山県串本町樫野から撮影)
 和歌山県串本町で12~14日にあるロケット関連イベントの一環で同町は12日と13日の午後6時から、同町田原に建設中のロケット発射場「スペースポート紀伊」付近から上空へサーチライトを照射する。本番に向けた試験照射が3日午後6時ごろにあり、紀伊大島など町内各地から町職員らが光の見え方などを確認した。

 サーチライトの光はロケットが飛ぶ軌道をイメージし、実際に飛ぶ方向の南東に向けて照射。機器は出力千ワットで、約15キロ上空まで光を届かせることができる。

 試験照射で使用した機器はレンタルで、町は購入を検討している。来年度中に発射場が完成した後は、ロケットが発射されない日に、地域住民や観光客にロケットの発射する場所や飛ぶ方向をイメージしてもらうために、定期的に光を放ち「ロケットの町」をPRしていきたいとしている。

 試験照射を終え、町企画課ロケット推進グループの宮本宏保班長は「発射場の位置はよく分かったが、まだ少し明るい時間帯ということもあり、近くに明かりがある場所からは見えにくいことが分かった。照射時間は10分程度を予定していたが、30分ほど延長することを検討している」と話した。

 町は12~14日、同町西向の町役場古座分庁舎でロケット関連イベント「宇宙ウイーク」を開き、宇宙服レプリカやロケット模型の展示などを予定している。一般公開は13、14日の午前10時~午後3時。