和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月19日(日)

奥田町長が初登庁し訓示 上富田町

職員から花束を受け取る奥田誠町長(右)=7日、和歌山県上富田町朝来で
職員から花束を受け取る奥田誠町長(右)=7日、和歌山県上富田町朝来で
 任期満了に伴う和歌山県上富田町長選(1月30日投開票)で当選した奥田誠町長(58)が7日、同町朝来の町役場へ初登庁した。職員を前に「町民の皆さんの笑顔を未来に引き継ぎ、住んで良かったと実感できるまちづくりにまい進していきたい」と2期目の抱負を語った。

 奥田町長は午前8時半ごろに町役場前に到着。約100人の職員が拍手で出迎え、町長に花束を贈った。

 その後、町長は2階会議室で課長級の職員に訓示。「4年間の経験をフルに活用し、先人が築き上げてきた上富田町の行政運営を礎として、国や県と連携を図りながら進めていきたい」と語り、「日常の暮らしは、皆さんの職務に対する責任感で支えられている。自信と誇りを持って職務に当たってもらいたい」と呼び掛けた。

 また、現場主義を忘れず、町民の声を大切にする姿勢の重要性についても言及。「明るく豊かで元気なひとづくり、まちづくり、そして未来を託す子どもたちが輝くまちづくりを目指して、新たなステージに歩みを進めていく。ワンランク上の上富田町を目指して、ともに頑張ろう」と述べた。