和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月12日(木)

イベントが相次いで中止や延期 台風10号の影響で

 大型で強い台風10号は10日午前、小笠原(東京都)近海にあって、勢力を強めながらゆっくりと北上している。台風接近に伴う高波の影響で和歌山県の紀南地方では、週末に開催予定だったイベントは相次いで中止や延期が決まった。

 田辺市の扇ケ浜海水浴場と白浜町の白良浜海水浴場(中央部・南側)は10日、いずれも遊泳禁止となっている。

 扇ケ浜海水浴場で10日に予定されていた「扇ケ浜まつり」(田辺観光協会、田辺商工会議所青年部主催)は中止になった。

 田辺観光協会は10、11の両日、同海水浴場で梅を天日干しして利用客に食べてもらうイベントをする予定だったが、場所を変更。世界遺産闘雞神社前の「街なかポケットパーク」広場で10~16日に実施する。

 白良浜で10日に開催予定だった白浜花火大会(実行委員会主催)は、18日に延期することが決まっている。

 和歌山地方気象台によると、台風10号の和歌山県への最接近は15日ごろを予想している。

 白浜町の白浜温泉街の観光関係者は、台風10号の進路に気をもんでいる。盆時期は毎年、多くの観光客らでにぎわい、今年は休日の取り方によって「大型連休」にもなるが、台風の動きが遅いこともあって「最悪のタイミング」と話す宿泊施設関係者もいる。