和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月17日(金)

UME―1のポスターデザイン決定 市和歌山高の岡本さん作品

最優秀賞に選ばれた岡本美空さんの作品
最優秀賞に選ばれた岡本美空さんの作品
 日本一の梅産地、和歌山県みなべ町の一大イベント「UME―1フェスタ」(町など主催)を来年2月に開くのに向け、実行委員会(楠谷和弘委員長)は、PR用のポスターやチラシに使うデザインを決めた。応募作の中から最優秀賞に選んだ和歌山市立和歌山高校2年、岡本美空さんの作品を採用する。

 作品は7月から10月21日までの期間で募集。県内外9校の34人から35点の応募があり、実行委のメンバーが審査した。岡本さんの作品は、みなべ町の公式キャラクターであるプララとウーちゃんを描き、かわいく、楽しく、ポップな感じに仕上げたという。

 他に優秀賞として、金岡歩穂さん(和歌山市立和歌山高校2年)、塩路奈那さん(同)、関口優月さん(兵庫県立龍野北高校2年)の作品を選んだ。



 イベントのメインである高校生の梅料理コンテスト「第7回グルメ甲子園」は、2月12日にみなべ町清川の元清川中学校で開く予定。コロナ禍で中止となっていたため、3年ぶりの開催。

 もう一つのイベント「梅の種飛ばし大会」は実施せず、それに替えて町商工会青年部が梅の種を使った射的大会を計画している。物産展は開く。

■グルメに50チーム応募

 グルメ甲子園出場の募集が締め切られた。近畿地方の14校から50チームの応募があった。前年の応募より15チーム多く、過去最多。

 今後、応募チームにメニューを出してもらい、実行委が審査して10(県内5、県外5だが状況によって変わる)チームに絞る。