「弘法大師空海の弟子たち」/高野山霊宝館 秋期企画展
高野町の高野山霊宝館は来年1月14日まで、秋期企画展「弘法大師空海の弟子たち」を開いている。大師の弟子たちゆかりの文化財と真言宗の僧侶になるために不可欠な重要儀式「伝法灌頂(でんぽうかんじょう)」の道具を公開している。前期が11月26日まで、後期が28日からで期間中、一部展示替えがある。
弘法大師空海の弟子たちは、大師が入定(永遠の瞑想=めいそう=に入ること)した後も、その意志を受け継ぎ、衆生の救済や真言宗の発展に取り組んできた。
今回の企画展では、弟子たちに焦点を当て、インド伝来の仏の血脈を受け継ぐ法流継承儀式である「伝法灌頂」で、仏の智恵を授けるために使った瓶、宝冠、明鏡などの重要文化財の灌頂道具類(龍光院蔵)を公開している。
ほかにも展示資料は、国宝「宝簡集・続宝簡集・又続宝簡集」(金剛峯寺、前・後期で入れ替え)、重要文化財「金宝冠・銀宝冠(灌頂道具類のうち)」(龍光院、前期・金宝冠、後期・銀宝冠)、「三派廃止沙汰書」(金剛峯寺)、「明恵上人金剛峯寺巡礼次第」(同)など前期が32件53点、後期が30件53点。
関連行事として11月11日午後1時から約45分間、高野山本山布教師を講師に「ミュージアム法話」を開く。18日午後2時からは約1時間、霊宝館職員を講師に「ミュージアムトーク&お坊さん体験!!密教法具に触れてみよう!!」を開く。先着10人。
開館時間は午前8時半~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)。12月28日~来年1月4日は休館する。拝観料は一般1300円、高校・大学生800円、小中学生600円。11月21日は「関西文化の日」で拝観無料。
弘法大師空海の弟子たちは、大師が入定(永遠の瞑想=めいそう=に入ること)した後も、その意志を受け継ぎ、衆生の救済や真言宗の発展に取り組んできた。
今回の企画展では、弟子たちに焦点を当て、インド伝来の仏の血脈を受け継ぐ法流継承儀式である「伝法灌頂」で、仏の智恵を授けるために使った瓶、宝冠、明鏡などの重要文化財の灌頂道具類(龍光院蔵)を公開している。
ほかにも展示資料は、国宝「宝簡集・続宝簡集・又続宝簡集」(金剛峯寺、前・後期で入れ替え)、重要文化財「金宝冠・銀宝冠(灌頂道具類のうち)」(龍光院、前期・金宝冠、後期・銀宝冠)、「三派廃止沙汰書」(金剛峯寺)、「明恵上人金剛峯寺巡礼次第」(同)など前期が32件53点、後期が30件53点。
関連行事として11月11日午後1時から約45分間、高野山本山布教師を講師に「ミュージアム法話」を開く。18日午後2時からは約1時間、霊宝館職員を講師に「ミュージアムトーク&お坊さん体験!!密教法具に触れてみよう!!」を開く。先着10人。
開館時間は午前8時半~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)。12月28日~来年1月4日は休館する。拝観料は一般1300円、高校・大学生800円、小中学生600円。11月21日は「関西文化の日」で拝観無料。
