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2025年12月18日(木)

鉄道好き集まれ、模型走行会

8月に「鉄道模型走行会」を開く西口修さん(右)ら=みなべ町東吉田で
8月に「鉄道模型走行会」を開く西口修さん(右)ら=みなべ町東吉田で
 鉄道模型の愛好者グループ「和歌山で16番ゲージを走らせる会」(極田憲史代表)が8月に、みなべ町谷口の生涯学習センター1階大会議室で「走行会」を開く。「大人から子どもまで多くの人に見に来てもらい、楽しんでもらいたい。車両の持ち込み走行も歓迎している」と呼びかけている。

 同会ではこれまで白浜町や太地町などで走行会をしたことはあるが、みなべ町では初めて。会のメンバーで「みなべ鉄道模型愛好会」代表の西口修さん(70)=みなべ町東吉田=が、町内での開催を仲間に呼びかけた。

 西口さんは、元JR西日本の社員で、大の鉄道好き。鉄道模型は20歳の頃から収集しており、集めた車両は約450に上る。

 鉄道模型は、電気を使って車両を走らせる仕組み。走行会では、縮尺が約80分の1で、線路の内幅が16・5ミリの「16番ゲージ」と、縮尺が約150分の1で、線路の内幅が9ミリの「Nゲージ」を走らせる。会場には、16番ゲージは1周約30メートル、Nゲージは1周約10メートルのコースを用意する。

 走行会は8月8~10日の3日間で、時間は8日が午後3時~5時、9日は午前9時~午後5時、10日は午前9時~午後1時。

 西口さんは「子どもたちの夏休みの思い出になればうれしい。8日午前中の組み立て作業も、興味があれば見に来てください」と呼びかけている。

 問い合わせは、西口さん(090・8126・8338)へ。