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2025年12月19日(金)

田辺が3回戦進出 高校野球和歌山大会

田辺―和歌山高専 先制した田辺は1回1死満塁で鳥山(背番号9)がバント安打を決め、敵失も重なって2点を追加する=和歌山県和歌山市の紀三井寺球場で
田辺―和歌山高専 先制した田辺は1回1死満塁で鳥山(背番号9)がバント安打を決め、敵失も重なって2点を追加する=和歌山県和歌山市の紀三井寺球場で
田辺VS和歌山高専 テーブル
田辺VS和歌山高専 テーブル
 第107回全国高校野球選手権和歌山大会は19日に2回戦3試合、20日には3回戦3試合が和歌山市の紀三井寺球場であった。紀南勢では、田辺が和歌山高専に勝ち、3回戦に進んだ。

 【19日】

●第3試合

田辺
400 100 001 6
000 000 000 0
和歌山高専

 〔田〕林、岡本、芝田―前田〔和〕辻岡、小弓場―岡本(二)芝田(田)、四橋(和)

 田辺は1回、無死満塁から前田が押し出しの四球を選んで先制。その後、鳥山のバント安打と敵失、中西の内野ゴロで計3点を加えた。4回には1死満塁で田中がバント安打を決めて追加点を奪い、9回には芝田が1死二塁から適時二塁打を放った。

 守備では相手に安打や四死球を許し、走者を背負う場面が多かったが、3人の投手リレーで完封した。

 主将の柳田は「4得点した後、少し集中力が切れて、サインミスも出てしまった。何点取ったとしても、しっかり集中し続けたい」。バントで打点を上げた鳥山は「バントは苦手で、猛特訓した。サイン通りに決められた」と振り返りつつ、チームで残塁が多かったことも踏まえ「力が入り過ぎた打席が多かった。自分も含め、平常心で臨むことを共有したい」と気を引き締めていた。
●第1試合

 箕島3―1県和歌山
●第2試合

 那賀6―5海南


 【20日】

●第1試合

 星林2―1耐久
●第2試合

 粉河2―1日高中津
●第3試合

 市和歌山5―2桐蔭

●22日の試合
▽3回戦
午前9時

 橋本―日高
11時半

 箕島―那賀


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