【動画】古道彩る平安絵巻行列 「天空の山里」練る、和歌山県田辺市中辺路町
熊野古道が通る「天空の山里」として知られる和歌山県田辺市中辺路町高原で3日、第32回「熊野古道絵巻行列」(中辺路町観光協会主催)があり、華やかな衣装に身を包んだ24人の行列が、美しい眺望が広がる同地区を練り歩いた。
平安時代の熊野詣でを再現することで熊野古道を広く発信しようと始めた催し。この日は午前10時15分ごろ、多くの観光客が見守る中、法皇や文覚上人、尼将軍、女房などに扮(ふん)した参加者が、標高300メートルを超える高台にある高原霧の里休憩所前を出発。高原熊野神社を参拝した後、地区内の熊野古道など約1・5キロをゆっくりと歩いた。
物産販売や餅まきなどがある「高原もみじ祭り」も同時開催され、催しを盛り上げた。
妹や友人と参加した大阪市の稲田忍さん(46)は「20年前に参加したことがあり、今回は久々。平安衣装を着て熊野古道を歩くのはなかなかできることではないので、良い体験をさせていただいた」と笑顔。観光協会の宮井章会長(58)は「高原区の方々の協力で、より盛り上がった。来年はさらにグレードアップできれば」と話した。
平安時代の熊野詣でを再現することで熊野古道を広く発信しようと始めた催し。この日は午前10時15分ごろ、多くの観光客が見守る中、法皇や文覚上人、尼将軍、女房などに扮(ふん)した参加者が、標高300メートルを超える高台にある高原霧の里休憩所前を出発。高原熊野神社を参拝した後、地区内の熊野古道など約1・5キロをゆっくりと歩いた。
物産販売や餅まきなどがある「高原もみじ祭り」も同時開催され、催しを盛り上げた。
妹や友人と参加した大阪市の稲田忍さん(46)は「20年前に参加したことがあり、今回は久々。平安衣装を着て熊野古道を歩くのはなかなかできることではないので、良い体験をさせていただいた」と笑顔。観光協会の宮井章会長(58)は「高原区の方々の協力で、より盛り上がった。来年はさらにグレードアップできれば」と話した。
