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2025年12月19日(金)

住友電工が初優勝 和歌山・龍神村で関西実業団駅伝

雨が降る中、一斉にスタートする選手たち(9日、和歌山県田辺市龍神村西で)
雨が降る中、一斉にスタートする選手たち(9日、和歌山県田辺市龍神村西で)
 和歌山県田辺市龍神村で9日、関西実業団陸上競技連盟が主催する第68回関西実業団対抗駅伝競走大会(7区間、80・45キロ)があった。13チームが出場し、住友電工が3時間54分54秒の大会新記録で初優勝した。上位5チームが、来年の元日に群馬県で開かれる第70回全日本大会(ニューイヤー駅伝)の出場権を得た。


 龍神村西の市龍神行政局前をスタートし、大熊、福井などの各地区を経由して龍神村安井の龍神体育館でゴールするコース。13チームの内訳は企業7、クラブ4、オープン2。各チームの選手たちは、声援を受けて懸命に走り、たすきをつないだ。

 住友電工は1区で6位と出遅れたが、直後の2区で首位に立ち、その後は先頭を譲らなかった。

 2位は昨年優勝のSGホールディングス(3時間55分54秒)、3位は大阪ガス(3時間56分42秒)、4位には大塚製薬(3時間58分32秒)が入った。5位は大阪府警(4時間0分37秒)で、ニューイヤー駅伝70回大会記念枠で出場を決めた。最終7区でNTT西日本を抜いた。

 6位以下のチームの順位と区間賞(◎は区間新記録)は次の通り。

 【チーム順位】

 (6)NTT西日本(7)OBRS(8)和歌山RC(9)日亜化学(10)DEEARS(11)驚異的(12)MIROKU(13)GRowing MAN

 【区間賞】

 1区12・6キロ=湊谷春紀(NTT西日本)38分26秒▽2区7・68キロ=佐藤榛紀(住友電工)22分20秒▽3区10・87キロ=梅崎蓮(大塚製薬)◎29分59秒▽4区9・5キロ=西川雄一朗(住友電工)26分51秒▽5区16キロ=西研人(大阪ガス)◎46分45秒▽6区11キロ=岩見秀哉(住友電工)32分57秒▽7区12・8キロ=永山博基(住友電工)◎36分33秒


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