冬にスイカ味わって 寒暖差利用し栽培、和歌山県印南
和歌山県印南町印南の農園「こだわり野菜SHIMIZU FARM(シミズファーム)」(清水章広さん経営)で、冬に収穫する小玉スイカの出荷が始まった。夏のイメージが強いスイカを12月に味わえることから人気があり、出荷は20日まで続く予定。
大手小売業者からの要望を受け、同農園では5年前から、夏場に加えて12月にも出荷している。この時季のスイカには、クリスマスや歳暮といった需要があるという。
小ぶりで肉質がしっかりした品種「ピノ・ガール」で、種が小さいため食べやすい。実は楕円(だえん)形で直径は20センチほど。冷蔵庫に入れて保存しやすいのも魅力の一つ。
同農園は極力暖房を使わない「無加温栽培」で、昼夜の寒暖差を利用して糖度を高める手法で甘さを引き出す。今年は高温が長く続いた影響で果肉に隙間ができる実もあり、栽培には苦労したという。それでも10月中旬から気温が下がり始めたことで糖度が乗り、例年通り甘いスイカに仕上がった。
出荷は1500玉を予定している。紀南地方では田辺市稲成町の産直市場「よってっていなり本館」に加え、今年は上富田町南紀の台の「よってって南紀の台店」でも販売する。
同農園では大玉スイカ「羅皇(らおう)ザ・スウィート」の収穫も近く始まる見通しで、150玉を見込む。
清水さんは「甘くてシャリシャリ感もあって種も小さいので、小さな子どもでも食べやすい。冬の味覚として浸透していければ」と期待を寄せている。
大手小売業者からの要望を受け、同農園では5年前から、夏場に加えて12月にも出荷している。この時季のスイカには、クリスマスや歳暮といった需要があるという。
小ぶりで肉質がしっかりした品種「ピノ・ガール」で、種が小さいため食べやすい。実は楕円(だえん)形で直径は20センチほど。冷蔵庫に入れて保存しやすいのも魅力の一つ。
同農園は極力暖房を使わない「無加温栽培」で、昼夜の寒暖差を利用して糖度を高める手法で甘さを引き出す。今年は高温が長く続いた影響で果肉に隙間ができる実もあり、栽培には苦労したという。それでも10月中旬から気温が下がり始めたことで糖度が乗り、例年通り甘いスイカに仕上がった。
出荷は1500玉を予定している。紀南地方では田辺市稲成町の産直市場「よってっていなり本館」に加え、今年は上富田町南紀の台の「よってって南紀の台店」でも販売する。
同農園では大玉スイカ「羅皇(らおう)ザ・スウィート」の収穫も近く始まる見通しで、150玉を見込む。
清水さんは「甘くてシャリシャリ感もあって種も小さいので、小さな子どもでも食べやすい。冬の味覚として浸透していければ」と期待を寄せている。
