MKチャリティカップ寄付活動でトヨタ「ヤリスハイブリッド」を障害者支援施設に寄贈。送迎や通院支援に：紀伊民報AGARA

MKチャリティカップ寄付活動でトヨタ「ヤリスハイブリッド」を障害者支援施設に寄贈。送迎や通院支援に

(2025年12月16日 09時04分更新)

PR TIMES

MKグループ
エムケイホールディングス株式会社（本社：京都市南区、社長：青木信明）は2024年9月に開催した「第17回MKチャリティカップ」のチャリティ活動の一環として、京都府共同募金会を通じて、社会福祉法人京都社会事業財団　京都市桂川療護園に神戸トヨペット株式会社提供のハイブリッド自動車「トヨタヤリスハイブリッド」の寄付を行いました。12月3日には、神戸トヨペット株式会社、京都府共同募金会、エムケイホールディングス株式会社が参加した贈呈式が社会福祉法人京都社会事業財団　京都桂川園で行われました。

車両前で記念撮影

- 贈呈式の様子　

贈呈式は京都桂川園にて開催され、京都府共同募金会・松田晃郎常務理事の司会進行のもと、エムケイホールディングス株式会社・金本達也取締役副社長による挨拶と目録の贈呈、続いて神戸トヨペット株式会社・関本秀輝（せきもとひでき）執行役員から京都市桂川療護園の施設長、柏木佐織（かしわぎさおり）様へのゴールデンキー贈呈が行われ、その後施設長よりご挨拶があり、最後に贈呈車両を囲んで記念撮影を行いました。

贈呈式の様子

金本副社長（右）から施設長へ目録贈呈

ゴールデンキー贈呈

施設長からの挨拶

柏木佐織施設長「国際障害者デーである本日は世界中で啓発活動が行われています、こんな日に贈呈式を開いていただき、深い縁と使命を感じております。」
・京都社会事業財団　京都桂川園　京都市桂川療護園について
京都社会事業財団は、「今のしあわせと未来の希望を」を基本理念に掲げ、地域に根ざした福祉サービスを提供する社会福祉法人です。高齢者福祉・障害者福祉・在宅支援など、多様なニーズに対応した幅広い事業を展開し、利用者一人ひとりの主体性と尊厳を大切にした支援を行っています。
同財団が運営する総合福祉施設の一つが京都桂川園であり、その中の施設として京都市桂川療護園を運営しています。京都桂川園は、地域における総合的な福祉拠点として、高齢者福祉・障害者福祉の両分野を担い、その中核施設である京都市桂川療護園では、主に障害のある方々を対象とした専門的な支援を行っています。

車両と施設

寄贈されたトヨタヤリスハイブリッド

車体には京都府共同募金会のマーク

MKチャリティカップシール

トヨタヤリスハイブリッドを贈呈するに至った背景
MKチャリティカップでは、特別協賛社である神戸トヨペット株式会社や日産自動車販売株式会社から、毎年優勝副賞として車両が提供されています。2024年の第17回大会では、男子優勝副賞として「トヨタヤリスハイブリッド」が提供されましたが、優勝者である西山翔悟選手がアマチュア選手であったため、規定により車両を受け取ることができませんでした。
その結果、日本プロボウリング協会や関係各位のご理解を得て、車両を福祉施設に寄贈することが決定しました。※西山翔悟選手は2025年にプロ入りしています。

西山翔悟選手

第17回表彰式の様子

アマチュア選手が優勝したことで優勝副賞の車両を施設に寄贈することは2022年大会もあり、日産自動車販売株式会社提供の電気自動車サクラが社会福祉法人京都ライトハウスに寄贈されました。
【プレスリリース】
MKチャリティカップ寄付活動で日産軽EV「サクラ」を寄贈。子どもたちへの環境学習やV2H対応充電器で災害時の非常電源にも。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000051512.html

・関係各社のコメント
日本プロボウリング協会のコメント

日本プロボウリング協会谷口会長

2006年の第1回大会より優勝者の副賞として車が提供されるという、出場選手にとってモチベーションが高まる夢のトーナメント「MKチャリティカップ」。
この度は第15回大会の女子優勝者（当時アマチュアで2023年プロ入り近藤菜帆）に続き、大会初の男子アマチュア優勝（2025年プロ入り西山翔悟）で、新たに「トヨタヤリスハイブリッド」を福祉施設様に寄贈させていただけることができました。
今後もプロボウリングを通じ誰もが安心して暮らせる社会が実現できますよう、取り組んで参ります。

公益社団法人日本プロボウリング協会　会長谷口　健

第17回目の大会優勝者の西山翔悟プロのコメント

第17回目の大会優勝者の西山翔悟プロ

第17回大会「MKチャリティカップ」にアマチュアとして総合優勝できましたこと、信じられない出来事でしたが、これまでのボウリング人生の中で一番輝いていた瞬間でした。
この優勝でプロの世界に飛び込んでいく自信にもなりました。
今回は副賞車両の施設寄贈という形で社会貢献ができましたこと、大変光栄に思います。
今後も可能な限り、社会福祉活動に参加できればと思います。

西山　翔悟

神戸トヨペット株式会社のコメント
ヤリスハイブリッドは、トヨタを代表するハイブリッド車の一つで、一般のご家庭から法人様まで幅広くご利用いただいている車両です。新型エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、力強い走行性能と世界トップクラスの低燃費を両立しています。また、小回りが利くため、狭い道路が多い京都においても送迎などで非常に扱いやすい車種です。今回の寄贈が、施設利用者の皆さまや職員の皆さまのお役に立てれば幸いです。

エムケイホールディングス株式会社のコメント
今年、創業65周年を迎えたMKグループは、創業以来チャリティの精神を最も大切な価値の一つとして事業を展開してまいりました。
MKタクシーは、全国で初めて身障者の優先乗車に取り組んだ企業でもあり、社会的に不自由を抱える方々にいかに寄り添えるかを企業理念の根幹に据えております。
今後も、チャリティカップをはじめとしたさまざまな取り組みを通じて、皆さまへの支援を継続的に行えるよう努めてまいります。

京都府共同募金会のコメント
長年にわたり、京都府の障害のある方へのご支援を賜り誠にありがとうございます。また、この度の車両贈呈につきましては、MKグループ様、神戸トヨペット様をはじめ大会関係者の皆様方に特段のご配慮を賜りましたこと重ねて感謝申し上げます。
共同募金に託されました皆様方の温かい思い・願いは、福祉の向上ため有意義に活用させていただきます。今後ともご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

京都社会事業財団　京都桂川園　京都市桂川療護園のコメント
当施設利用者の方には移動が難しい方が40名おられます。
ご寄付いただいた車両は通院や外出、また安全に快適に過ごしていただける、大きな支えになります。
他にも施設利用者の方だけでなく、ご家族もご安心いただけることとなりますので、誠に意義深いご支援だと思っております。このトヨタヤリスハイブリッドを大切に活用しご利用者様の快適な暮らしにつなげるとともに、地域へもやさしさの種をまいていきたいと思います。
- MKチャリティカップは今年で18回目

2006年から続く「MKチャリティカップ」は、今年で第18回を迎えました。
MKグループでは、2006年より障害者支援を目的としたプロボウリング大会「MKチャリティカップ」を毎年開催しています（※2020年・2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止）。
当社は1970年代から、身障者優先乗車運動をはじめとする社内チャリティ活動を積極的に進めてきました。しかし、一社だけで支援できる範囲には限りがあることから、より多くの方々にチャリティの輪を広げるべく、19年前にプロスポーツ大会の主催という新たな取り組みをスタートしました。
これまでの開催を通じて、ギャラリー・協賛企業・プロスポーツ選手の皆さまにご参加いただき、チャリティ活動の輪は大きく広がっています。大会を通じて寄せられたチャリティ金は累計1億2,701万円を超え、寄付先施設はこれまでにのべ230箇所に上ります。
今年の第18回大会では、新たに360万円のチャリティ金が集まりました。集まったご寄付をもとに、福祉施設に必要な物品をMK社員が直接お届けする活動も継続して行っています。支援先で直に触れる障害者を取り巻く厳しい現状を前に、今後も継続的な支援の必要性を強く感じています。

寄付活動実績　※第18回大会までの実績