「あそびば」においでよ 乳幼児の子育てみんなで、和歌山県田辺
和歌山県田辺市ファミリー・サポート・センター「きっずぱーく」は、同市高雄1丁目の市民総合センターで、0~3歳の乳幼児親子が集える「あそびば」を開いている。就園前の子どもの遊びを通じ、親同士で交流したり、スタッフに相談したりできる。
乳幼児の親は孤立しがち。背景もさまざまで、近くに相談できる人がいなかったり、ネット上の情報が多過ぎてパニックになっていたりするケースもある。活動はセンターで関わっている以外の親子にも支援を届けたいと始まった。
元々は2カ月に1回程度、イベントとして開催していた。好評だったが、親子と支援団体のつながりをつくるのは難しかった。「行きたい時にいつでも行ける場所が必要」と今年4月から、市の委託事業として週2回のペースで「あそびば」を始めた。毎月延べ100組前後、約200人の親子が訪れている。
「あそびば」を開いているのは1階の和室。小さな滑り台や知育につながる木のおもちゃ、絵本などが並ぶ。子どもはお気に入りのおもちゃを持って歩き回ったり、寝転がったりして、自宅とは異なる環境でも伸び伸び過ごしている。
予約の必要はなく、利用のハードルは低い。9日も多くの親子が訪れていた。「全然人見知りしない。会社の忘年会に連れて行っても平気」「(子どもが)車のドアに挟まらないか心配」。親は子どもを遊ばせながら、スタッフに近況を報告したり、困り事を相談したりしていた。
田辺市上万呂の鈴木菜月さん(28)と南葵ちゃん(1)は「常連」。菜月さんは「安心して遊ばせる場所があるのは助かる。体力を使ってもらって、ぐっすり眠ってほしい。兵庫県出身で、田辺に知人が少ないので、つながりができるのもうれしい」と話す。
田辺市秋津町の石井美幸さん(32)も、4カ月のころから陸斗ちゃん(1)を連れて来ている。「家にはないようなおもちゃがたくさんある。何で遊ぶか、成長により興味が変わっているのが分かる。クリスマスプレゼントもこんなのを選べば喜ぶのかと参考になる。スタッフが優しく、私もくつろげる」と笑顔を見せた。
榎本順子センター長は「優しくつながり、自分らしくいられる場所。そっとお手伝いするので、親子で気軽に遊び来てほしい」と呼びかけている。
原則火曜、木曜の午前10時~正午。日程やイベントの情報はインスタグラム(tanabekidspark)で発信している。
乳幼児の親は孤立しがち。背景もさまざまで、近くに相談できる人がいなかったり、ネット上の情報が多過ぎてパニックになっていたりするケースもある。活動はセンターで関わっている以外の親子にも支援を届けたいと始まった。
元々は2カ月に1回程度、イベントとして開催していた。好評だったが、親子と支援団体のつながりをつくるのは難しかった。「行きたい時にいつでも行ける場所が必要」と今年4月から、市の委託事業として週2回のペースで「あそびば」を始めた。毎月延べ100組前後、約200人の親子が訪れている。
「あそびば」を開いているのは1階の和室。小さな滑り台や知育につながる木のおもちゃ、絵本などが並ぶ。子どもはお気に入りのおもちゃを持って歩き回ったり、寝転がったりして、自宅とは異なる環境でも伸び伸び過ごしている。
予約の必要はなく、利用のハードルは低い。9日も多くの親子が訪れていた。「全然人見知りしない。会社の忘年会に連れて行っても平気」「(子どもが)車のドアに挟まらないか心配」。親は子どもを遊ばせながら、スタッフに近況を報告したり、困り事を相談したりしていた。
田辺市上万呂の鈴木菜月さん(28)と南葵ちゃん(1)は「常連」。菜月さんは「安心して遊ばせる場所があるのは助かる。体力を使ってもらって、ぐっすり眠ってほしい。兵庫県出身で、田辺に知人が少ないので、つながりができるのもうれしい」と話す。
田辺市秋津町の石井美幸さん(32)も、4カ月のころから陸斗ちゃん(1)を連れて来ている。「家にはないようなおもちゃがたくさんある。何で遊ぶか、成長により興味が変わっているのが分かる。クリスマスプレゼントもこんなのを選べば喜ぶのかと参考になる。スタッフが優しく、私もくつろげる」と笑顔を見せた。
榎本順子センター長は「優しくつながり、自分らしくいられる場所。そっとお手伝いするので、親子で気軽に遊び来てほしい」と呼びかけている。
原則火曜、木曜の午前10時~正午。日程やイベントの情報はインスタグラム(tanabekidspark)で発信している。
