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2025年12月18日(木)

『人間標本』標本となった6人が集結 若手俳優に囲まれた宮沢りえ「あんな青春的なことはない」

Amazon MGM『人間標本』プレミアイベントに登壇した(前列左から)廣木隆一監督、伊東蒼、市川染五郎、宮沢りえ、湊かなえ氏、(後列左から)荒木飛翔、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫 (C)ORICON NewS inc.
Amazon MGM『人間標本』プレミアイベントに登壇した(前列左から)廣木隆一監督、伊東蒼、市川染五郎、宮沢りえ、湊かなえ氏、(後列左から)荒木飛翔、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川染五郎、俳優の宮沢りえ、荒木飛翔、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫が18日、都内で行われたAmazon MGMスタジオ制作の新ドラマシリーズ『人間標本』のプレミアイベントに参加した。

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 Amazon MGMスタジオ制作の新ドラマシリーズ『人間標本』は、Prime Videoで19日からプライム会員向けに世界配信(全5話一挙配信)。本作は、『告白』『母性』『ユートピア』などの衝撃作で知られるベストセラー作家・湊かなえ氏が、デビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説の実写ドラマとなる。“イヤミスの女王”と呼ばれる、湊かなえ氏が10年来温めてきた「親の子殺し」というセンセーショナルなテーマの映像化を手掛けるのは、『母性』(2022)でタッグを組んだ名匠・廣木隆一監督。主演は西島秀俊、息子役として本作が現代劇ドラマ初出演となる染五郎が出演する。

 穏やかな表情で狂気の犯行を独白するミステリアスな主人公、榊史朗役を演じるのが西島。数多の国際的評価を受けた『ドライブ・マイカー』(2021)をはじめ、国内外の話題作に出演しキャリアを重ねている。その息子、榊至役には、今年20歳を迎え“歌舞伎界のプリンス”との異名をとる染五郎が。本作が現代劇ドラマ初出演で、西島と“親子役”で初共演をする。

 危うくも美しき少年たち。“色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢)に芸術的才能を見出された若き才能を染五郎のほか、荒木、山中、黒崎、松本、秋谷という気鋭の俳優が演じる。

 世代も近いこともあって、撮影は和気あいあい。みんなでサウナに入るなど親交を深めたという。松本や秋谷の体が仕上がっていたことなどをトーク。撮影現場には、西島秀俊からケータリングで“カフェカー”が来たそう。6人はクレープやドリンクなどを元気いっぱいにパクついたり、飲んでいたという。宮沢は「真剣なシーンを撮りながら『次は何飲む?』とか、『次のクレープは何食べる?』とかの話をみんなしてましたよ」と目尻を下げながら明かす。宮沢のクランクアップ時は“人間アーチ”を作ってくれたそうで「あんな青春的なことはない。めちゃくちゃうれしかったです。ありがとうございます」としみじみと口にしていた。

 イベントには、伊東蒼、湊かなえ氏、廣木隆一監督も参加した。

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提供:oricon news