和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年05月16日(木)

10日から自転車国際レース 古座川など和歌山・紀南を舞台に

ツール・ド・熊野の「古座川清流コース」で選手が走行する国道371号(和歌山県古座川町相瀬で)
ツール・ド・熊野の「古座川清流コース」で選手が走行する国道371号(和歌山県古座川町相瀬で)
 国際自転車競技連合(UCI)公認のレース「ツール・ド・熊野2024」が10~12日、和歌山県古座川町など紀南地方を舞台に開かれる。


 新宮市のNPO「スポーツプロデュース熊野」が主催。今年は地元の「キナンレーシングチーム」など国内11チームのほか、海外6チームが出場し、タイムを競う。

 古座川町では昨年、ツール・ド・熊野の前哨戦としてUCI公認の「古座川国際ロードレース」を初めて企画したが、悪天候のため中止した。今年はツール・ド・熊野のレースの一つとして開催する。

 初日は古座川町蔵土の蔵土多目的広場を発着点に平井地区―鶴川地区を周回する「古座川清流コース」(126・6キロ)、2日目は三重県熊野市の山あいを舞台にした「熊野山岳コース」(107・7キロ)、3日目は太地町内を周回する「太地半島周回コース」(104・3キロ)がある。

 レースに伴い、各地で交通規制がある。古座川町内では10日午前9時~午後1時半、国道371号や県道、町道で時間制限通行止めや一方通行になる区間がある。

■フォトコン作品募集

 NPO「スポーツプロデュース熊野」は、「ツール・ド・熊野2024」のフォトコンテストをする。熊野の自然を駆ける躍動感ある走行シーンや、選手と住民との触れ合いを捉えた写真などを募集する。応募期間は22日~6月13日。

 作品は未発表に限り、1人3点まで。四つ切りサイズ(ワイドも可)にプリントし、応募票を作品の裏に張り付け「スポーツプロデュース熊野フォトコンテスト係」(郵便番号647―0014 新宮市浮島1の25)に送ればよい。

 6月中旬に審査し、その後に入賞者に直接通知したり、ホームページで公開したりする。

 問い合わせはスポーツプロデュース熊野フォトコンテスト係(0735・23・9337)へ。